とよたイノベーションセンター

ものづくりのまち豊田市にある最も身近な支援機関

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〒471-0023 愛知県豊田市挙母町2-1-1 ものづくり創造拠点 2階

12月

ポッカのブランド戦略を垣間見てきました

昨日は、とよたイノベーションセンター主催の補助金セミナーが盛況のうちに終わり、
ほっと一安心しているところですが(詳細はブログ掲載予定)、
今日は豊田市農政課主催の勉強会に参加してきました。

今日の講演は1時間半に渡るポッカの戦略の話で、
農政課主催のセミナーなので主に農業にまつわる話が中心となったものかと思ったら、
商品販売の重要課題であるブランドの取り方をじっくりと語った内容で、
非常に興味深いものでした。

主な話としては、
・おいしい=体に良いもの(=体が欲する栄養素を含むもの)
・味覚は非常に重要な要因であり、記憶に影響するもの
・味覚で冒険してはならない。なぜなら、悪い印象を記憶として植え付けてしまうからである
などなど、おいしさをとことん追求してブランディング戦略を進めていることが
非常にわかりやすい内容でした。

じつは知らなかったのですが、ポッカは日本国内の飲料メーカーのシェアで7位と、
どちらかというとあまりパッとしないメーカーなのですが、
実はシンガポール市場ではダントツのシェアを獲得しているのです。

社長が他社が海外に進出する20年以上も前の段階から海外市場に目を向けた結果、
現在の地位を掴んだとのことです。

また、一時はアメリカ、中国などにも進出して工場を作ったものも
すでに撤退を完了して、現在のところではシンガポールのみとなっています。
*現在、シンガポールで製造工場を作る許可が出ないため、マレーシアに新工場を建設中

製造業の観点から見ると、どうして中国から撤退し、どちらかというと製造業よりも
金融などで力を持っているシンガポールに工場を残すという戦略をしたのかが
非常に疑問であったため、質問をしてみたところ、
中国市場の難しさなどのよくある理由であると同時に、
「シンガポールで作られたものは、アジア市場でとても強いブランド力を有する」という
はじめて聞く理由を述べてもらえました。

飲料系なので、とよたイノベーションセンターの行うセミナーとはまた異なった視点ではあるものの、
ブランド力の強化という視点では、製造業でも同じ形で活かせる内容であり、
とてもおもしろかったです。

今後、自社製品の開発を手がける会社様への技術相談の際には、
ぜひとも今回の内容を活用させていただきます。

1月にセミナーを開催します

とよたイノベーションセンターでは、1月22日にセミナーを開催します。

今回のテーマは、

『先端技術をキャッチする!
~3D技術 プリンター・スキャナーがものづくりを変える!』

です。


3Dプリンター・スキャナ技術は、今後の技術革新にとって重要なものです。
近頃はだいぶ熱も冷めてきたような印象を受けておられる方も多いと思いますが、
これはまもなく一般的な技術として浸透する前触れであるとも言えます。

様々な視点から見た今後の展開を語っていただきます。

 

☆☆☆ 1月セミナー ☆☆☆

『先端技術をキャッチする!
~3D技術 プリンター・スキャナーがものづくりを変える!』

日時:平成26年1月22日(水)午後2時~5時

場所:豊田商工会議所2階 多目的ホール

■内容

「3Dプリンターの特徴と、今後の可能性」
  あいち産業科学技術総合センター主任研究員加藤正樹氏

「3Dデジタイザ・X線CTによる3D計測とその活用について」
  名古屋市工業研究所システム技術部岩間由希氏

「Stratasys社ハイエンド3Dプリンターと、ハイエンド3DスキャナATOSの紹介」
  丸紅情報システムズ株式会社

「中小企業における3Dプリンターエントリー機の導入と活用事例」
  ユーアイ精機株式会社代表取締役水野一路氏

「とよたイノベーションセンターの3Dプリンター利用方法」
  とよたイノベーションセンター

 くわしくはこちらのPDFをご覧ください

<PDFのダウンロードがうまくいかない場合>
こちらのPNG(画像形式ファイル)をご覧ください

 

2月にセミナーを開催します

とよたイノベーションセンターでは、2月3日にセミナーを開催します。

今回のテーマは、

『製造業のための補助金の会計処理セミナー』

です。

好評のうちに終了しました12月開催のセミナーでは補助金の取り方を学ぶセミナーですが、
今回は会計処理でどうするべきなのかを学ぶ機会となります。

来年度の取得を検討されている企業様もぜひともご参加ください。

 

☆☆☆ 2月セミナー ☆☆☆

『製造業のための補助金の会計処理セミナー』

日時:平成26年2月3日(月)午後15時00分~17時(開場:14時30分)

場所:豊田商工会議所

■内容

「補助金の会計処理の要点」
  野田公認会計士事務所 税理士 鈴木 まゆみ 氏

  • 助成金・補助金にまつわる税務
  • 補助金の採択から支払いまでの流れ
  • 補助金の種類(経費補助金、施設補助金)
  • 経費補助金の会計処理、施設補助金の会計処理
  • 圧縮記帳とは   等を予定しています。

 

くわしくはこちらのPDFをご覧ください

 

大府市で開催、第7回産学官連携交流会~事業化を目指した産学官連携と農商工連携の展開~

「健康都市」を謳っている大府市ですが、色々な連携機関を見に行くとかなり取り組みが進んでいるという話を聞きます。
前から一度は挨拶に行かなければいけないなと思いつつも、なかなか機会がなかったので行けていなかったのですが、
12月13日に産学官連携交流会が開催されたので、行ってきました。

大府市役所は、地下にホールを持っていて各種イベント・会議などを行えるようになっていました。

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今回のイベントも地下のホールで行われ、ホールだけでは入りきらなかったブースが隣の会議室に併設されていました。

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大学・公的機関の出展が非常に多いため、企業はそれほど多くはありませんが、
環境都市を謳っているだけに、個性的な食品を取り扱う会社なども見受けられました。

今回の参加で一番私が興味を持ったのは、
農商工連携の成功例として紹介及び講演を行われていた会社「パイミート」という会社でした。
いわゆる昔ながらの豆腐屋なのですが、大豆を微細な粉にする技術を考案し、
豆乳から絞って作るという常識を覆し、
大豆を生の状態で粉末化、そしてスイーツを作り出すことに成功したそうです。

大豆まるごとすぃーつの紹介(大府市サイト)

これは、豊田市でも「ものづくり」と「農産物」でカイゼンできる事例として、今後実現できる予感がします。

 

大府市は、豊田市と刈谷市に挟まれた自動車の街という豊田とはまた異なる形での
自動車の町を形成しています。

また、豊田市同様に各種のライン検査装置を作れる会社などもあり、
岡崎程の商業の町ではなく、そして、豊田市ほどの工業の街ではないという
ちょうど中間の特徴を活かして各種試みを行なっているようです。

まだまだ試行錯誤の段階であるとの印象は受けましたが、活気あるイベントだったので
今後の展開が気になる街だと実感して帰ってきました。

アグリビジネス創出フェアに行きました

12月5日6日と、名大でアグリビジネス創出フェアが開催されましたので、
見学に行ってきました。

私達イノベーションセンターは主に工業関連の技術相談が圧倒的に多いのですが、
6次産業化が広く叫ばれている昨今では、ただ工業だけとか農業だけという時代ではなく
少しずつ垣根が取り払われてきたようで、
異業種として参入を考えている企業様方も多くおみえになるように思えます。

というわけで、早速勉強のために行ってきました。

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やはり自分の専門分野ではないので、ややわかりにくい点もあったというのが正直な感想ですが、
ぶらり見て回ると、豊田市内企業でも十分に戦えるような土壌があるように感じます。
一言で農業と言っても、食品加工の仕方、長期保存の方法、より効率よい農業の進め方など、
まさに市内企業が得意な「トヨタカイゼン」がそこらじゅうで活かせると思います。

例えば、もっと効率よくドライフルーツを作る方法はないのであろうかとか、
自動的に作物を取る仕組みはないのか?とかいろいろ思い浮かびます。

未開の地だからといって、一歩を踏み出さないのではなく
一度こういうイベントを見てみると面白いものが見つかるかもしれません。

個人的に興味をもったのは、サボテンの農家の方でした。

春日井市では率先してサボテンに力を入れており、
まだ数社ではありますがサボテンを育てて新しい試みを積極的に行なっています。

まだまだ認知度も低く、成功しているかと言えば難しいところですが
新しい試みを数件の農家が試みている点は今後に期待したいところです。

ぜひとも、世界のトヨタの名を活かし、いかにも豊田らしい新たなブランドを
工業意外の分野でも広げていきたいものです。