大府市で開催、第7回産学官連携交流会~事業化を目指した産学官連携と農商工連携の展開~

「健康都市」を謳っている大府市ですが、色々な連携機関を見に行くとかなり取り組みが進んでいるという話を聞きます。
前から一度は挨拶に行かなければいけないなと思いつつも、なかなか機会がなかったので行けていなかったのですが、
12月13日に産学官連携交流会が開催されたので、行ってきました。

大府市役所は、地下にホールを持っていて各種イベント・会議などを行えるようになっていました。

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今回のイベントも地下のホールで行われ、ホールだけでは入りきらなかったブースが隣の会議室に併設されていました。

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大学・公的機関の出展が非常に多いため、企業はそれほど多くはありませんが、
環境都市を謳っているだけに、個性的な食品を取り扱う会社なども見受けられました。

今回の参加で一番私が興味を持ったのは、
農商工連携の成功例として紹介及び講演を行われていた会社「パイミート」という会社でした。
いわゆる昔ながらの豆腐屋なのですが、大豆を微細な粉にする技術を考案し、
豆乳から絞って作るという常識を覆し、
大豆を生の状態で粉末化、そしてスイーツを作り出すことに成功したそうです。

大豆まるごとすぃーつの紹介(大府市サイト)

これは、豊田市でも「ものづくり」と「農産物」でカイゼンできる事例として、今後実現できる予感がします。

 

大府市は、豊田市と刈谷市に挟まれた自動車の街という豊田とはまた異なる形での
自動車の町を形成しています。

また、豊田市同様に各種のライン検査装置を作れる会社などもあり、
岡崎程の商業の町ではなく、そして、豊田市ほどの工業の街ではないという
ちょうど中間の特徴を活かして各種試みを行なっているようです。

まだまだ試行錯誤の段階であるとの印象は受けましたが、活気あるイベントだったので
今後の展開が気になる街だと実感して帰ってきました。

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