開発中の新製品の量産化に挑んでいます!

尾張の市外企業、自動車部品製造業M社の社長夫妻が、豊田市内自動車部品製造業E社を訪れ、工場長(写真手前)と密談中、M社は金属加工、E社は樹脂成形の製造業です。

M社の女性社長(写真奥左)は3年前に先代社長の急逝でやむなく事業承継され、持ち前のバイタリティと愛知県の支援機関の伴走が功を奏し、家業の黒字化に成功されました。そして次の一手として医療福祉分野で自社商品を開発中です。

若くてメディア映えするM社社長の開発物語は地元TVでも取上げられ、自治体や金融機関等からの講演依頼も多く、開発品のPR機会となっています。社長就任後に結婚した彼女の夫(写真奥右)は巨大企業の会社員だったのを退職して妻の会社に入社し、共に夢を追い続けています。

とよたイノベーションセンターではM社の試作品を、豊田市内で評価先の斡旋や、有識者による厳しいアドバイス機会の設定など支援し続けてきましたが、開発も佳境に差し掛かり、量産の協力先も納品で日常的に通う豊田市内を希望されたので射出成形機のサイズが合いそうなE社を紹介させて頂きました。

M社は販路開拓の見通しがつき、E社も自動車分野以外でも収益源を得たい思惑が一致し、小ロットでも親切で協力的です。

打合せテーブルの上で分解された3Dプリンタによる試作品は、金型で量産するには不向きな形状をE社工場長から所々図面で指摘され、技術担当のM社社長の夫は頭を抱えています。しかし乗り越えられない技術課題ではなく粘り強くリトライが続くでしょう。

とよたイノベーションセンターでは、このような地域企業の皆さまの新規事業開発は喜んで伴走します!

どしどしご相談ください!

Follow me!