スマホと“合体”する「Cyber-shot」2機種、10月25日に発売 – ケータイ Watch

以前のブログで、ソニーが面白そうな商品を発表するという話をチラッとしていましたが、ようやく日本での発売が決定しました。

 
形は、まるで一眼レフのレンズだけ。なんとも変わった形のカメラです。
スマホと“合体”する「Cyber-shot」2機種、10月25日に発売 – ケータイ Watch.

私は、久々にすごくソニーらしい尖った製品が出たことが、なんとなく楽しいと感じています。

ソニーのイメージというと、「え?こんなものが本当に売れるの?」というワクワク感を与えてくれる企業であったと思っています。

私はウォークマン世代ではないので、ラジオやウォークマンのイノベーションのすごさを肌では感じてないのですが、
自分の記憶に残っているのは、初代のプレイステーションの発売の時のインパクトの強さでした。

当時はスーパーファミコンの全盛期で、いまさら任天堂以外がゲーム機出しても、もう売れるわけ無いよな的なイメージを持っていましたが、
実際のゲームの画像を見た瞬間、ゲームセンターの技術がもう家庭でも味わえる時代が来たんだと、大きなショックを受けました。

さらにファイナルファンタジー7が、任天堂ではなくて、プレイステーションから出てくるという話が出た時、ソニーの逆境からの完全勝利になったのか?と非常にびっくりしたものです。

・・・と、話が脱線しました。

個人的には、スマートフォンは新機種を売れば売れる時代はもうとっくに通り越し、これからはどうやって新しいものとつながっていくのかが焦点になると考えています。
その証拠が、iPhone5s/5cが発売決定したにも関わらず、アップルの株価が2日も連続で大幅下落を起こした要因だと考えています。

確かに素晴らしい製品であり、非常に売れることは目に見えてますが、革新的な何かを満たさないと、もう新製品だけでは満腹状態の消費者の心は動かせないのでしょう。

また、全世界ではスマホがフィーチャーフォン(通常の携帯)の台数を超えたとの統計データもすでにあるようです。
世界でスマホとフィーチャーフォンの比率逆転か~富士キメラ調査

ソニーのこの新しいカメラが売れるかどうかはよくわかりませんが、このような尖った製品を出せるようになってきたことが、ものづくり復権に向けた動きになってくれると、日本全体の活力になってきそうで楽しみです。

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