R4年度、『IoT体験講座』始まりました!  

~企業のデジタル化支援を強化しています。~

R4年度のDX推進セミナーが始まりました。「DX体験講座」の前半です。

今年度は前半と後半で内容拡大しています。前半はセンサ付マイコンを使ってプログラミングで得たデータをクラウドサーバへ送信するまでを実習します。後半は10月下旬開催予定で、クラウドサーバ上へ送信したデータの蓄積方法、活用方法を解説して実習します。

参加者企業の皆さまが夫々、生産上必要な物理データ〇〇や△△が、手入力ではなくて自動積算できたら日常業務が楽になるはずだと、アイデアが浮かんでくるのを期待しているところです。

(公財)日本生産性本部によると、2020年の日本の時間当たり労働生産性は49.5ドル(5,086円)で、OECD加盟38カ国中23位でした。実質ベースで前年から1.1%上昇したものの、順位は1970年以降最も低くなっています。就業者一人当たり労働生産性は78,655ドル(809万円)、OECD加盟38カ国中28位と低迷しています。

人口減少が進む日本において生産性向上は喫緊の課題であり、かつて技術立国だった日本が、北欧の国々より明らかにICT活用が遅れているとして、政府や民間企業・自治体も様々なDX推進を取り組んでいます。

とよたイノベーションセンサーでは、昨年度からDXを切り口にセミナー開催の他、止まったら困る設備の監視から、製造品質に関わるビックデータ採集や異常検出など、やや難易度の高いテーマ迄ミニシステム構築の伴走支援をしています。

やってみてわかったのは、簡単なテーマでも自前で完成出来たら次の高度なアイデアへとステップアップして社内の組織学習が始まっていくことです。

今回の体験講座はそのきっかけに過ぎず、自社の生産技術に寄与する水準まで到達するには相当研究が必要です。そのために専門家派遣や、例年1~2月募集のデジタル×ものづくりカレッジなどでヤル気ある企業さんをサポートします。

今回の参加者の皆さまが社内改善の火付け役となられることを願って止みません。

講座風景
講座内容(イメージ図)

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