事業者間DX交流が始まっています！

豊田市の新規事業創出プログラム「SPARK」で盛り上がった企業さん同士でＤＸを進めています。

写真は市内自動車部品製造業Ａ社（左側）さんへ、市内住宅設備機器製造業Ｒ社（右側）さんが訪れ、Ａ社さんの製造課題を討議しています。Ａ社さんには金属加工後の表面処理の化学プラントで、品質保全のための日常点検工数を合理化したい悩みあり、Ｒ社さんには素材を自動で連続成形する工程がありモニタリング管理に長じています。Ｒ社さんのノウハウの一部がＡ社さんへ転写されていくでしょう。このように競合関係のない異業種製造業同士の交流を通じ、新たなビジネスが生まれることを強く期待しています。

尚、同席したイノベーションセンターの登録専門家（手前）からは、制御盤の計器上に表示されるデジタル数値であればオープンソース等を利用して比較的容易に安価で画像を数値データとしてスプレッドシートへ自動で取り込める説明が有りました。かつて難しかったことが今では比較的簡単になっているデジタル技術は多くあり、これを利用する/しないでコスト競争力に大きな格差が生まれるでしょう。本格的なＤＸ推進には設備投資を敢行されるとして、その入り口の取っ掛かりは是非イノベーションセンターまでご相談頂き、先ずはＤＸリテラシーを高めて頂くことを期待します。