とよたイノベーションセンター

ものづくりのまち豊田市にある最も身近な支援機関

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〒471-0023 愛知県豊田市挙母町2-1-1 ものづくり創造拠点 2階

【マッチング商談会】安城ものづくりコンベンション2014(市外企業も参加できます)

 

こんにちは、コーディネーターの村上英樹です。

 

今日は、豊田市内の企業様も参加できるマッチング商談会のご案内です。

 

12/11(木)と12(金)に開催される、安城商工会議所・主催の「安城ものづくりコンベンション2014」(以下、「ものコン」)の中で開催される「事前予約型マッチング商談会」です。

http://anjo-cci.or.jp/monocon/

 

安城商工会議所の主催ですが、確認したところ安城市外の企業様も参加できるそうです。

(ただし、定員に達した場合に、安城市内企業が優先されます)

 

ホームページからも申し込みできますし、PDFファイルをダウンロードしFAXからも申し込みできます。

http://anjo-cci.or.jp/monocon/topics/19/

 

こちらのホームページに書かれておりますが、

「当日は自社の事業内容や技術力の分かるパンフレット、製品等をお持ちください」と、あります。

 

当日はどうかわかりませんが、通常の地域商談会では、他の同業他社も大勢来られますので、もしできれば可能な限り、他社とは、少しでもいいので「違い」を意識できるといいですよね。

 

例えば、

・プレスメーカーでしたら「こんな厚板プレスはウチくらいじゃないかなぁ」とか、

・機械加工メーカーでしたら「こんなビビリそうなアルミの薄板の削り、やってるとこ少ないんじゃないかなぁ」とか、

・射出成形メーカーでしたら「このエラストマー材のインサート成形はどこがやっても苦労すると思う」

など、少しでも同業者とは違うなぁ、というところをPRできるとよいのではと思います。

 

それと、今回のものコンではどうかわかりませんが、商談会ではよく、受注企業側から

自己紹介する流れが多いので、当日は自己紹介文を考えておくとだと思います。

 

もしご不明な点がありましたら、安城商工会議所または、

お気軽にとよたイノベーションセンターまでご連絡くださいませ。

 

とよたイノベーションセンター

コーディネーター・村上英樹

 

【コーディネーターのあとがき】

私もイノベーションセンター以外のお仕事で、商談会に同行することがあります。

その中で常々思うことは、「相手企業が何に一番困っているか」をお聞ききすることだと思っています。

 

例えば、発注企業様は今何社のサプライヤーと取引されていて、特に

何の加工先が少ないのか、困っているか、などです。

これについては、自社にある技術、無い技術、関係なくお聞ききすることが重要だと思っております。

 

それと、自社PRについては、大きなものでなければ、自社で作っている製品を

そのままご持参いただいております。

 

精密な部品でしたら、カットサンプルもわかりやすいですよね。

私はなるべく一目で、「おっ、なんだ?」と思ってもらえるようなサンプルが良いと思っています。

 

マッチング情報:市外企業からプレス順送金型設計の依頼がきております。

こんにちは、とよたイノベーションセンターのコーディネーターの村上です。

 

豊田市内の企業様に向けてのご案内です。

市外のプレス金型メーカー様から、「金型設計」のご依頼が来ております。

 

特に最近は、たいへんお忙しいと思いますが、もし話を聞いてもいいよ、という

企業様がおられましたら、イノベーションセンターまでご連絡いただけますと幸いです。

 

プレス成形の金型と申しましても、さまざまな種類があるので、躊躇されるかもしれません。

今回は順送金型ですが、単発型、トランスファーなど、金型の仕様が異なれば、

設計ノウハウも違ってくると思います。

 

市内企業の皆様の中には、試作板金の金型メーカー様もおられますので、

そういった企業様は、ガイドポストを使わない絞りや曲げ型といった単発型を

得意とされる企業様もあると思います。

 

またもし、そちらの相談があった際には、お声掛けをさせていただくかもしれません

ので、その節はよろしくお願いいたします。

 

今回、依頼があったのは、「順送金型」の設計です。

 

製品意匠面については、3次元モデリングの必要もあるかもしれませんが、

今回は構造部だけで構いませんので、2次元図面のみの対応で構いません。

 

金型を使用するエンドユーザー様の仕様により、サンの幅やフィードラインの高さ、

それに伴うダイハイトの指定などもあると思います。

 

もし事前に確認が必要でしたら、当センターのコーディネーターが確認をいたします。

 

たしかにプレスする材料(鉄系なのかSUS系)によっても、得意とされるノウハウも

異なると思いますし、厚板や高張力鋼板を多く扱われる金型メーカーもあれば、

薄板を高いSPMでプレスする精密な小型金型を得意とされるメーカーもあると思います。

 

必要な情報は事前にお調べし、お伝えしますので、お気軽にご連絡をくださいませ。

 

とよたイノベーションセンター

コーディネーター 村上英樹

 

【コーディネーターのあとがき】

私も、金型メーカーで設計作業をやっておりました。

 

勤めていた会社の量産部門は、順送プレス成形は250トンのクランクプレスで

やっておりましたが、抜きカスを落とす穴がプレス機のテーブルに無かったため、

ブランク抜きや途中にトリム、ピアス工程が多くある製品については、

スクラップシュートの設計にとても苦労しました(私の力量不足ですが)。

 

そんな自分自身の苦労もあって、新しい仕様の金型設計は大変だと思いますが、

できる限りお手伝いをいたしますので、お気軽に当センターをご活用くださいませ。

 

開発に使える補助金制度の公募が始まっています(イノベーション実用化ベンチャー支援事業)

経済産業省から、平成25年度補正予算といたしまして、NEDO技術開発機構による
「イノベーション実用化ベンチャー支援事業」という補助金の公募が、1月15日から開始されています。

以下サイトリンクになります。
「平成25年度 イノベーション実用化ベンチャー支援事業」に係る公募について
予算総額は、全体で90億円ほどです。

企業様1件あたりの補助金額は、1500万円~5億円、補助率は2/3、という規模の補助金です。
大企業の子会社である中小企業であっても、対象となる点が特徴です。

下記リンクは、公表された採択結果です。採択事業イメージがある程度つかめると思います。

採択事業

追加採択事業

 

補助事業期間が短いので、難しいところもあるかと思いますが、中部経済産業局の担当の方に
話を伺ったところ、無理なく進められる案も聞きましたので、もしご興味あればご相談ください。

金額的な位置づけで言いますと、ものづくり補助金では規模が小さいと考えられる事業には合うのかもしれません。

ご相談内容によっては、中部経済産業局からより詳しく申請にあたっての
アドバイスを受けることもできますので、まずはお気軽に当センターにご相談くださいませ。

 

【ご紹介】無償CAMソフトが提供されています。

下記のリンクサイトより、マシニングなどで使用する、NCデータの生成ができるCAMソフトが無償提供されています。
Inventor HSM Express

 

 ソフトウェアはオートCADで有名な、オートデスクの製品のようです。
オートデスク、3D CADアプリ「Autodesk Inventor」の無料CAMアプリを提供

 

無償版は機能制限されており、2軸および2.5軸加工までのようです。
3軸および5軸加工で使用するには有償版になるようです。

CAMのパスの良しあしは、むしろ切削の前後とも考えられますが、今後導入をお考えの企業様は、一度試されてみてはいかがでしょうか。 
なお、実際に加工するにあたっては、NCプログラムを機械に合わせるポストの調整やプログラム内の切削速度などの確認は必須だと思います。

活用方法はいろいろあるとは思いますが、ご興味ある企業様は、一度ご覧になられてはいかがでしょうか。

「とうほく6県 新技術・新工法展示商談会」に参加してきました。

 

会場は、トヨタ自動車のサプライヤーズセンターで、

1/30(木)と、1/31(金)の2日間にわたって開催されていましたので、

当センターのコーディネーターも参加し、情報収集に行ってまいりました。

 

開催の主旨は、東北6県の企業様が、トヨタ自動車に向けた商談会という内容です。

 

トヨタ自動車の技術者だけでなく、多くの会社からの来場者でにぎわっており、

各ブースでは、新しい技術や工法に食い入るように質問が飛び交い、私も

どんどんヒアリングしたかったのですが、各所で順番待ちになってしまいました。

 

下記のような、目を見張る技術が展示され、印象的だったのは、各ブースの担当者に

「これは、業界初ですか?」「他社には無いモノですか?」という質問に、

堂々と「はい」とお答えになっていた点です。

 

・塗装された板材料に、傷を一切つけない絞り加工。

・0.2ミリ厚の板材料(鉄)の角絞り加工。

・温調機を使用しないウェルドレス射出成形。

・φ0.4のボールエンドミルで総仕上げしている、継ぎ目のない微細金型加工、など。

 

今回私が、各ブースの担当の方々に、質問で重視したのは、以下の点です。

 

①どのようなきっかけで、今回紹介されている技術に取り組んだのか。

②どのように技術ニーズをつかんだのか。

③開発期間はどのくらいかけたのか。

 

この質問でいただいた回答は、次のようでした。

 

①取り組んだきっかけとしては、

・企画・開発部門で、顧客ニーズを予測・先取りして開発に着手した。

・得意分野に目を付けてくれた顧客から、一緒に技術開発しようと話しが来た。

・企画・設計・製造・品証部門などを、1か所の拠点に集約したところ、製造現場から設計部門に話が上がってきた。

 などでした。

 

②技術ニーズをつかんだ方法としては、

・足しげく顧客に通い、何度もムダ足を踏んだが、タイミングが合った時、話しが来た。

・海外子会社から情報をつかんだ。

・既存の開発技術を異業種に持ち込んでみたら、需要があった。

 

③開発期間としては、ほとんどの会社様が、2~3年くらいだったと教えてくれました。

 

当センターのコーディネーターが、豊田市内の企業様を訪問させていただき、

今回展示されている東北企業に勝るとも劣らない市内企業様の技術とスピリットを

日々拝見させていただいております。

 

客観的な視点で、豊田市内企業様の強みを改めて感じる良い機会になりました。

 

ポッカのブランド戦略を垣間見てきました

昨日は、とよたイノベーションセンター主催の補助金セミナーが盛況のうちに終わり、
ほっと一安心しているところですが(詳細はブログ掲載予定)、
今日は豊田市農政課主催の勉強会に参加してきました。

今日の講演は1時間半に渡るポッカの戦略の話で、
農政課主催のセミナーなので主に農業にまつわる話が中心となったものかと思ったら、
商品販売の重要課題であるブランドの取り方をじっくりと語った内容で、
非常に興味深いものでした。

主な話としては、
・おいしい=体に良いもの(=体が欲する栄養素を含むもの)
・味覚は非常に重要な要因であり、記憶に影響するもの
・味覚で冒険してはならない。なぜなら、悪い印象を記憶として植え付けてしまうからである
などなど、おいしさをとことん追求してブランディング戦略を進めていることが
非常にわかりやすい内容でした。

じつは知らなかったのですが、ポッカは日本国内の飲料メーカーのシェアで7位と、
どちらかというとあまりパッとしないメーカーなのですが、
実はシンガポール市場ではダントツのシェアを獲得しているのです。

社長が他社が海外に進出する20年以上も前の段階から海外市場に目を向けた結果、
現在の地位を掴んだとのことです。

また、一時はアメリカ、中国などにも進出して工場を作ったものも
すでに撤退を完了して、現在のところではシンガポールのみとなっています。
*現在、シンガポールで製造工場を作る許可が出ないため、マレーシアに新工場を建設中

製造業の観点から見ると、どうして中国から撤退し、どちらかというと製造業よりも
金融などで力を持っているシンガポールに工場を残すという戦略をしたのかが
非常に疑問であったため、質問をしてみたところ、
中国市場の難しさなどのよくある理由であると同時に、
「シンガポールで作られたものは、アジア市場でとても強いブランド力を有する」という
はじめて聞く理由を述べてもらえました。

飲料系なので、とよたイノベーションセンターの行うセミナーとはまた異なった視点ではあるものの、
ブランド力の強化という視点では、製造業でも同じ形で活かせる内容であり、
とてもおもしろかったです。

今後、自社製品の開発を手がける会社様への技術相談の際には、
ぜひとも今回の内容を活用させていただきます。

大府市で開催、第7回産学官連携交流会~事業化を目指した産学官連携と農商工連携の展開~

「健康都市」を謳っている大府市ですが、色々な連携機関を見に行くとかなり取り組みが進んでいるという話を聞きます。
前から一度は挨拶に行かなければいけないなと思いつつも、なかなか機会がなかったので行けていなかったのですが、
12月13日に産学官連携交流会が開催されたので、行ってきました。

大府市役所は、地下にホールを持っていて各種イベント・会議などを行えるようになっていました。

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今回のイベントも地下のホールで行われ、ホールだけでは入りきらなかったブースが隣の会議室に併設されていました。

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大学・公的機関の出展が非常に多いため、企業はそれほど多くはありませんが、
環境都市を謳っているだけに、個性的な食品を取り扱う会社なども見受けられました。

今回の参加で一番私が興味を持ったのは、
農商工連携の成功例として紹介及び講演を行われていた会社「パイミート」という会社でした。
いわゆる昔ながらの豆腐屋なのですが、大豆を微細な粉にする技術を考案し、
豆乳から絞って作るという常識を覆し、
大豆を生の状態で粉末化、そしてスイーツを作り出すことに成功したそうです。

大豆まるごとすぃーつの紹介(大府市サイト)

これは、豊田市でも「ものづくり」と「農産物」でカイゼンできる事例として、今後実現できる予感がします。

 

大府市は、豊田市と刈谷市に挟まれた自動車の街という豊田とはまた異なる形での
自動車の町を形成しています。

また、豊田市同様に各種のライン検査装置を作れる会社などもあり、
岡崎程の商業の町ではなく、そして、豊田市ほどの工業の街ではないという
ちょうど中間の特徴を活かして各種試みを行なっているようです。

まだまだ試行錯誤の段階であるとの印象は受けましたが、活気あるイベントだったので
今後の展開が気になる街だと実感して帰ってきました。

アグリビジネス創出フェアに行きました

12月5日6日と、名大でアグリビジネス創出フェアが開催されましたので、
見学に行ってきました。

私達イノベーションセンターは主に工業関連の技術相談が圧倒的に多いのですが、
6次産業化が広く叫ばれている昨今では、ただ工業だけとか農業だけという時代ではなく
少しずつ垣根が取り払われてきたようで、
異業種として参入を考えている企業様方も多くおみえになるように思えます。

というわけで、早速勉強のために行ってきました。

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やはり自分の専門分野ではないので、ややわかりにくい点もあったというのが正直な感想ですが、
ぶらり見て回ると、豊田市内企業でも十分に戦えるような土壌があるように感じます。
一言で農業と言っても、食品加工の仕方、長期保存の方法、より効率よい農業の進め方など、
まさに市内企業が得意な「トヨタカイゼン」がそこらじゅうで活かせると思います。

例えば、もっと効率よくドライフルーツを作る方法はないのであろうかとか、
自動的に作物を取る仕組みはないのか?とかいろいろ思い浮かびます。

未開の地だからといって、一歩を踏み出さないのではなく
一度こういうイベントを見てみると面白いものが見つかるかもしれません。

個人的に興味をもったのは、サボテンの農家の方でした。

春日井市では率先してサボテンに力を入れており、
まだ数社ではありますがサボテンを育てて新しい試みを積極的に行なっています。

まだまだ認知度も低く、成功しているかと言えば難しいところですが
新しい試みを数件の農家が試みている点は今後に期待したいところです。

ぜひとも、世界のトヨタの名を活かし、いかにも豊田らしい新たなブランドを
工業意外の分野でも広げていきたいものです。